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お前は狂っている、と、教えてやった。恋をしても、無駄だ、と。

目からこぼれた清らかな水を優しく拭ってやった。

すると、

引き金を引いたかのように、その天使は堕ちていった。

抜け落ちた白い羽根の中で悶える、黒い翼を背負った身体はとても美しく。
内部からの熱い衝動に、彼は口の拘束具を外した。
長い舌と共に、欲望が頭をもたげ、止まらなかった。



何度も何度も、その細い身体に種をうえつけた。

腕の中の堕天使は、次第に嗚咽をあげはじめ、
その、青い目から出る水は、彼の皮膚を灼くもので、正直なところ閉口した。

「うるさい」

乱暴に口を押さえつけると、水は余計ひどくなった。
シュウウ、と嫌な匂いのする煙が、水に触れ爛れた肌から立ちのぼる。

ならば と、今度は優しく触れてみる。
すると、水は収まっていった。

なるほど。

今度は、魔物同士でやるように、唇で触れてみた。
すると、びくり、としなやかな体は跳ね上がり、白い肌は朱を帯びた。

「へぇ。お前も、気持ち良くなるのか」

堕ちたとはいえ 神の遣いが。
すこし、愉快な気持ちになった。

否定の意味で必死に振られる首を押さえつけ、もう一度その口に深く接吻を落とす。

「先刻殺したお仲間に、お前は本当はこういうコトをしたかったんだよ。」

愛撫をくわえてやると、堕天使はその身を任せるように抗いをやわらげた。

「好きだった奴とヤッている、とでも想像していればいい」

真っ赤になった耳に触れるようにして囁いた。
囁いたあとで、なぜか心に鉛のようなものを感じた。

それを振り払うかのように、もう一度、

彼は堕天使の中に自分の種子を蒔いた。



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