「いー度胸してんじゃねえか明美ちゃ〜ん?立場分かってる?捕らわれの姫!」

ドラリンは出動時の格好に変身する(その間わずか20秒)。

「え、あの、だって…」

うろたえる、なんとかグリーンに、ドラリンは一気に間合いをつめ、顔をのぞき込む。

「どーしよっかな〜ど〜してくれっかな〜恥ずけスィ格好してもらおうかな〜」

「な、何を…」

なんとかグリーンは一歩、また一歩後ずさる。

「じゃーん!メ〜イ〜ド〜服〜v」

お腹のポケットから取り出したのはフリルの沢山ついた男の憧れの使用人服であった。

「さあ脱ぐがいい姫。そしてこれを着ろ!」

メンバー達はドラリンを止めるために攻撃を仕掛けようとするが、それより早く彼女は手に持つスイッチで落とし穴を発動させ、ホンゲダメンバーは深い奈落へと落とされたのだった。

邪魔者は消えたとして、ドラリンがグリーンの服を脱がそうとしたその瞬間!司令室の自動ドアが爆音とともに破壊された!

「なになに戦隊なんとかレンジャー見っ参!」

「みんな!」

なんとかレッドの決め台詞とともに現れた、なんとかメンバー。
今まさに追い剥ぐられようとしていた、なんとかグリーンは涙ながらに笑顔を見せた。

 

    

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