ドラリンはうろたえた。
「誰だ貴様等!つーか、どうやってここに?!」
ホンゲダ基地は防鋭庁ビルの最上階…
「人間大砲で飛んできたぜ!」
「マジかよ?!」
気持ちの良い笑顔で言う赤い青年・なんとかレッドに、ドラリンは素早く突っ込む。
その時、何の脈絡もなく黒い人・なんとかブラックがドラリンの心臓めがけて発砲。
彼女はマ○リックス風味(ネタ古い)に、ブリッジしてそれをなんとかかわした。
「な、な、なぁ……っ!?」
いきなり命の危機にさらされ、混乱するドラリンに、なんとかブルーは冷静な声を投げかけた。
「今回の件で最も怒っているのは彼です。」
なんとかイエローは少し驚いたように、
「キレたっつーか怒ってるブラック初めてみたな。」
「貴女、死にますよ。遺言はありますか?」
なんとかブルーの声には感情のかけらも無かった。