スペインのいろいろなこと

・体格のこと ・食べ物のこと
・仕事のこと
・親切なおっちゃんのこと ・電車のこと
・シャッターのこと ・財布のこと


 

【仕事のこと】
日本人ガイドさんが
「この国の人々は、どうやって生きているのか謎です。いつ働いてお金を貰ってるのか分からない」と言ってた。
バルセロナは家賃が高く、収入は低い。日本でいうと月収15万円程度。
だから皆、実家に2世代3世代とかで住んでいるそうだ。
そして定職につかずに生活保護を受けて1年くらいブラブラして、お金なくなってきたからまた働くかー、で、2年くらいでやめてー……な人が多いらしい。

仕事をしているときも、勤務時間内はいかに楽をするか、ということを第一に働いている。
カフェでお茶をすると、飲み物が来るのが遅いのはもちろんだけど、お金を払ったらいつまでたってもお釣りが返ってこない。

スーパーでもレジの打ち間違えが普通に起こるし、それを指摘すると「じゃあ買うな」と会計前の品物をすべて取り上げられてしまう。
客に対しては決して謝らない。

でも私は買い物のときに「小銭はないの?」とレジの人に言われて財布を必死でごそごそやってたら「あー、大丈夫、もういいよ」と笑顔で言われたり、
値段を勘違いして高額な品物をレジに出してしまったときに、「コレを買うのはやめる」といったらレジの人が打ちなおしてくれたりと、結構やさしくされたので、その後に前述の話を聞かされて驚いた。
なんで私は優しくされたんだろう? もしや子どもに見えたからか?!

話は逸れたけど、みんながみんな仕事をサボるお国柄なので、経済成長はあまりしておらず、国の収入のほとんどを観光産業でまかなっているらしい。
ガウディいなかったらこの国はどうなっていたことだろう。

でもねー。
スペインはルーズすぎだけど、日本はキッチリしすぎだとも、思ったの。
今の日本のサービス業って腰低すぎだと思う。


国民を観光産業で支え続けるガウディすごい。

 


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