スペインのいろいろなこと

・体格のこと ・食べ物のこと
・仕事のこと
・親切なおっちゃんのこと ・電車のこと
・シャッターのこと ・財布のこと


 

【シャッターのこと】

「シャッター押してくれ」と頼まれることが度々あった。
それが観光客を装ったサギ師のこともあれば本当の観光客のこともあった。

サギ師にあったのは2回で、1回目は本当に騙されたが2回目は相当スペインに慣れてきていたので「こいつサギだな」とわかったし、うまくあしらうことができた。

サギかどうかは渡してくるカメラで分かる。
サギは使い捨てカメラを渡してくる。本物の観光客はデジカメを渡してくる。

それにサギは「どこから来たの?日本?」としきりに訊いてくる。日本人が一番のカモだと思っているらしい。
「韓国人です」と答えたら、アッサリと身をひいた。

本物の観光客はどこから来たかなんて訊かない。訊く必要がないから。余計な事は言わず、シャッター切ったら礼を言い合って別れる。

顔を見れば東洋人だということが分かり、つまりこの国の人間ではないからカメラを渡しても盗まれないと判断する。
だからかもしれないが東洋人の私達はシャッターを頼まれることが他の欧米系の観光客より多かったように思われる。

肝心のシャッターだけど、「はいチーズ」は通用しないけどジェスチャーや英語で3カウントをしてシャッターを押したら結構上手くいった。

 

【財布のこと】

父がスリに一度あったが、ひも付きの財布をポケットに入れていたので、財布ごと盗むことが出来なかったスリは、財布を開けて中から紙幣を盗ろうとしたため時間がかかり、父は盗まれた金がスリのポケットに入れられる前に気付き、お金を取り返すことが出来た。
ひも付き財布、有効です。


これです。財布には見えない。

ちなみに私はバンドエイドの缶の中に緩衝材代わりのスポンジを敷いた(小銭がジャラジャラいわないように)ものを財布代わりにして中にお金や電車の回数券を入れていた。
旅行前はアホなアイディアだなーと思っていたが、財布にはどう考えても見えないこの財布はかなり安全だった。

あとはジーンズの上にスカートを履いて、ジーンズのポケットにお金を入れるとかね。
めくる勇気はあるまい。


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