合作終了記念対談
〜綺麗にまとめようとしている目くそ鼻くそ2人の責任転嫁合戦〜

(*『薔薇の棘に桜咲く』のあとがきのみ読みたい方は→こちらへどうぞ)

奈美:ここまで読んでくれたアナタも、なま さんも、お疲れ様でした&どーもアリガトウ!!
    思い起こせばリレー小説を始めたのは5年前の冬、一本のメールから始まったのでした…。

なま:そうだったっけ?

奈美:ホント記憶容量小さいな!

なま:奈美さんは人生に役立たないことばかり覚えているね。

奈美:キミに言われたくないことベスト3に入る言葉だ。

なま:よくわかんないけど勝った! じゃ、これ以上グダグダになる前にお題出すね。

■合作1・『グリーン拉致事件』について■

奈美:これはねー、「ドラリン変態」の一言に尽きるね。

なま:拉致事件て。拉致するなよー

奈美:するなよ、と言われましても。気がついたらドラリンが なんとかグリーンこと明美ちゃんをさらってたわけで。

なま:お互いの戦隊の人々が出会ったら、どうなるんだろーね?とか話してて、で、出た結果が拉致。
    性犯罪の芽はそこかしこに存在するということですな。

奈美:ちょ、性犯罪て!

なま:え? 連れ去って服ひん剥いて自分好みの服着せて写真を撮るという一連の行為は明らかに性犯罪だよね?

奈美:グゥの音も出ませんorz

なま:まぁ、なんとかブルーの庵サンは対抗意識(ナルシス魂)燃やしてドレス着るわ、なんとかブラックの連賀はコスプレした明美にときめくわで相当なアブノーマルなんだけどね。 変態ばっかだ!!

奈美:てかさ、よく「キャラは自分の分身」とか言うじゃん? うちらも、……変態?

なま:え? なに? きこえないなぁ。 きこえないきこえないきこえないきこえない。
    ちなみに、この頃からです。なんとかグリーンこと明美さんがどんどん可愛らしくなっていったのは……
    つか、奈美さんは明美好きだよね。合作2で明美すごい活躍したもん。
    というわけで↓

■合作2・『お花見大作戦!!

奈美:明美ちゃん活躍の回、というか、彼の隠された本性が、初めてここで明かされることになりました。

なま:まさかあんな人だったとは……原作者の私すら知らなかったよ

奈美:全くの別人。多重人格?

なま:私は、最初、単なる酒乱のつもりで描いたんだよ。毒舌というよりは とにかく暴れまわって人に迷惑をかける感じの。

奈美:そうなんだ?! でも、いつの間にやらストレスのせいで裏人格生まれた、ってことになったね。

なま:うん。なんかその方が、明美のキャラ掘り下げられたし、良かったよ。結果オーライやね。
    いろんなネタにつかえたし。「なんとかレンジャー最終回」で働いてくれたしさ。裏人格裏美さん。

奈美:ホント見切り発車ちうか行き当たりバッタリなんだから!

なま:ごめんなさいねぇ。基本的にノープランで描いてて。
    ホント、庵はいつの間に酒豪という設定になったんだか。
    あれ……もしかして、なんとかレンジャーの設定の5割くらい、奈美さん作…?

奈美:え? どこら辺が?

なま:……レッド…善太っていつの間にマッチョになったの? ボディビル大会でポージングするの?

奈美:善太君をマッチョにしたのは、彼が常にボディーブレードで体を鍛えてる、って記述があったからさ。
    ほらほら、ぜんぜん私作の設定でもないじゃない♪
    ボディビル大会でポージング、は裏美ちゃんが嫌がらせで言ったことだし。私に責任はない!!

なま:ああ! 思い出した!! 裏美サンの罵詈雑言、上手く思いつかなくて、
    私が描くべき部分まで奈美さんが一緒に考えてくれたんだったよね。
    奈美さんその節はありがとう!お陰で素敵に酷い悪口がかけたよ。

奈美:礼を言いたいのか恨み言を言いたいのか嫌味が言いたいのか分からない。

なま:え?お礼お礼。
    ホンゲダレッドの明仁さんを罵る台詞をたくさん考えてくれてありがとう!!
    明仁さん大好きだからさー。悪口なんて考えられないもん。

奈美:やっぱ恨み言じゃん!!!!

なま:というわけで、合作3は明仁さんが主役だったから嬉しかったよ!

 

■合作3・『愛犬失踪事件簿

奈美:今度は、ホンゲダサイドでリレー小説書こう! てことになって、書かれたのがコレ。
    明仁、ひどいヘタレであることが発覚しました。
    ヤクザ顔なのに。戦闘能力めっちゃ高いのに。

なま:でもそこが好っきやねん!!!

奈美:分かった分かった。

   しかし、右近くんの食材の境界線、どこなのか分からなくてさ。
    チョコは精肉機にかけられる一歩手前まで行くのかと実は思ってた。

なま:境界線は『情』かな。チョコのこと気に入ったから、食われずに済んだ。
    でもチョコがもしも子犬だったら、肉が柔らかいからという理由で食材カテゴリーに入れられてたね。

   ……冗談だよ。右近とて犬と猫はたべません。(ウサギは食べる)

奈美:びっくりさせんなよ!!「じゃぁゴロンボも実は非常食?!」て思ったじゃん!

なま:太らせてから食べようと?

奈美:ヘンゼルとグレーテルだね。最後は右近君はカマドに入れられる運命か……。

なま:仕方がないよ。あいつも悪(ワル)だからね。

奈美:犬誘拐犯だし。ドラリンのこと言えないよ! もう!

なま:えっ そこ同列???! 不名誉だ!! 名誉毀損だ!!! 訴えてやるー

奈美:やれるもんならやってみな!(挑発)

なま:このやろー!(グーパンチ)

奈美:ギョブフッ! 実力行使かよ?!(回し蹴り)

なま:ごへぁッ! 今の蹴り……効いた……ぜ (ガクッ)

   しかし明仁と右近の戦いとは雲泥の差のへっぽこな戦いでんな。
    明仁さんは八極拳の使い手なんだっけね。八極拳使いVS古武術の達人で さながらK−1の優勝決定戦だったねー。
    愛犬を奪い合って大の大人2人が路上でK−1。大迷惑。

奈美:にしても、どーして私は明仁をマイナーな八極拳の使い手にしたんだろう。分かりにくいっつーのに。
    格闘技オタクの なま さん、八極拳って知ってた?

なま:オタクじゃないよ! こよなく愛しているだけだよ!!
    八極拳は奈美さんから聞くまで知らなかったなー。
    だから八極拳独特の動きの描写が上手く出来なかったのが反省点だね。合作3の。

奈美:…他にはないの?

なま:連賀(なんとかブラック)の逆無言電話はグッジョブ!だったよ。
    あ、連賀と明美といえばさぁ……

奈美:この話の途中で、すごく仲良しさんになってますね。

なま:突然、ラブシーンもどきが展開されたので、あたくし非常に驚きました。

奈美:え? 友情の枠を出ない感じに書いたはず……なんですが。

なま:いや、このシーンよんで「あ、こいつらこーなんだ」って思ったわ。
    トモダチ以上恋人未満、みたいな。(男同士に使う表現ではないね)(親友、ですね)
    だからそれからは、私が書く話の中でもさりげなく新密度を徐々に上げていったのね。
    そして、今では、オフィシャルホモ扱いされるようになって…… ねぇ。(くりん、と奈美さんの方を見る)

奈美:自分で書かなきゃよかっただけの話じゃん! 責任転嫁ですか? 

なま:男ならコスプレ女子への恋をとりなよ! 親友押しのけてでもさぁ。漢気みせろよー!

奈美:(スルーされた…)男同士の友情は恋なんて軟弱なものでは打ち破れませんのことよ! これ少年漫画の王道!!

なま:へぇ。

奈美:うわ最悪。なま さんてさー、時々非道になるよね。
    善太くんの生みの親とは思えない。
    あ、そういや善太くんはどうやって北朝鮮に行ったんですか? 密航?

なま:ダッシュと平泳ぎ。

奈美:答えになってなくない?!

なま:ダッシュで日本アルプス越えて新潟県まで行って、
    そこから日本海横断して朝鮮半島に辿り着いたんだってば!!

奈美:すごく、いい加減な回答だなぁ。
    いい加減といえば、なんとかレンジャーが殺戮集団て設定も忘れてたよね?
    もし明仁にバレたら即、成敗だぜ。もしくは絶縁。

なま:もちろん忘れてたけど殺戮集団だとホンゲダに成敗されるの?
    ホンゲダって、まさか……(ごくり)正義のヒーロー集団、なの……?(ガーン)

奈美:今までホンゲダに対してどういう認識してたんだ?!

なま:ホンゲダバー=変態司令官の暴走を止めるために日夜振り回される人たち

奈美:なんて可哀想な人々! 彼らは、そんな運命を受け入れるしかないんだ…。

なま:悲しいコトだらけだね……
    じゃ、そろそろ、悲しみたっぷり愛情もたっぷりの合作4に行ってもいいかな?

 

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