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8/1
成田→パリ→バルセロナ
・予約したホテルが旅行会社の手配ミスで、別のホテルになっていた
・カメラサギとニセポリスサギのコンボにあう
・ホテル近くの巨大ショッピングモールで買い物。


ヒルトンホテルに泊まる予定だったんですよ。
で、市内のホテルに行ったら、「ここじゃない」っていわれまして。
バルセロナの中心から外れた場所にあるもう一つのヒルトンホテルに予約されていたことが発覚。明らかに旅行会社のミス。
まぁここで揉めててもどうにもなんないから、もう一つのヒルトン向かったさ。
もうその時点でヘロヘロだよ。だって日本語通じないもの。父が練習していたスペイン語も通じないもの。私が4、5年前に習ったきりの英語でようやく会話成立させたんだもの……

ヘロヘロとスーツケース押しながらバス停へ向かってたんだ。そしたらさ……


旅行客丸出しの東洋人がスーツケース持ってたらそりゃいいカモだろう。
でもスペイン上陸して数時間の私達は警戒する間もなくアッサリつけこまれた。

カメラを渡してきて、「写真を撮ってくれ」という観光客装ったオッサンは、シャッターを押してやるとしつこく絡んできた。
「俺が両替してやるよ」とかまくし立ててくるオッサンを止めたのは私服警官だったが、その警官自体が高圧的というか怖すぎた。

手帳を提示してきたが異邦人の私にはそれが本物かどうかわからない。
「金を見せろ」「もっとあるだろ」と不良のカツアゲまがいのことを言われ、父の財布内の金を鷲掴みにして調べられた時には、こいつらが金を盗むんじゃないかと思い、彼らの手元を凝視し、いつでも『自称警官』の手首をつかめるよう身構えていた。

結局、金を盗まれることなく私達はすぐに解放され、ついでに先のカメラオッサンからも開放された。
なので結果的に良かったといえばよかったが、とにかく怖すぎた。スペイン上陸して数時間で心臓止まるかと思ったよ。

ていうか12歳って……信じないでよ……

 

このポリス以外の人々からも、私は幼く見られていた。
先にも書いたが父のスペイン語が早々にコケたのでコミュニケーションは私の数年ぶりの英語に頼るしかなくなった。
ちなみにスペイン人も英語は母国語ではないので、カタコトだ。
カタコト英語同士でもなんとかやれたのは、私達が父と娘でなく祖父と孫の2人旅で、孫が健気にヘタクソな英語で話しかけてくるようにスペインの人々の目には映ったからだろう。

そりゃ、英語カタコトでも皆やさしいワケだよ!!

ちなみに。間違えて手配されたホテルだが、ここは東京で言うならお台場のような開発途上の区域のようで、観光には不便だが、ホテルの向かいが大きなショッピングモールだから便利だったし、市の中心とは違いサギやスリがいなかったので、なかなか安全で快適だった。


=今日のご飯=

【朝食】
機内食。
クロワッサン、ハム、プロセスチーズ、レタス、プチトマト、プレーンヨーグルト(濃厚)、黄桃・パイン・プルーン・チェリーのプルーツポンチ(すごい甘い)、オレンジジュース…以上のものがすごい冷たい。ので飲み物はホットチョコレート(ココア)をチョイス

【朝食2?】
パリ→バルセロナ間の機内食。
チョコの入ったデニッシュパン、フルーツヨーグルト(プチダノンを大量に食べた感覚。おいしい!)、熱い紅茶


【おやつ】
ハーゲンダッツで直径15cmはある器の中に、スムージーとシャーベットがたっぷり入ったパフェ

【夕食】
スーパーで買ったハムとチーズとパンとワインと、もちろんトマト。


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