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8/3
バルセロナ市内観光1日目
・ランブランス広場近くの日本語観光案内所で色々予約
・サグラダファミリアで半日過ごす
・フラメンコショーを見る


ツアーでなく個人プランで来てしまったことを3日目にして既に後悔したわれわれは、バルセロナ唯一の日本語観光案内所へ。辿り着いたときにはホンット安心した!
だって、日本語できるスタッフがいるからヒルトンホテル予約したのに、現地のホテルに着いたら、いなかったんだよ……もう……ねぇ。

観光案内所でフラメンコショー観覧予約と、最終日の通訳ガイドを依頼。

そして……

8/1に遭遇したあの怖い警官は、ニセ警官サギだということを知らされた!! がーん!!

昨日行ったフィゲラスはそういうサギとかスリとかは少ないけどバルセロナは多いよ、ときかされ、それから3時間ほどは警戒するインコみたいになってしまった。

ぎょろぎょろしながら観光客とストリートアクターの多い(そしてスリ、サギも多い)ランブランス通りを抜け、サグラダファミリアへ!!

ついに!サグラダファミリア!この旅のメインだよ!!
ひたすら感動。
父は感慨深げに「もう死んでもいい」と呟いていた。


生誕の門だよお父さん。

ところでスペインに来てから、地図を見たり通訳したりな私だったが、
観光名所や美術品を見るに際して、美学美術史学科というマニアックな大学で学んだ私の知識が驚くほど役に立った。
父に「お前をスペインに連れてきてよかった。高い学費を払ってよかった」と言われた。
父の中で私の株、急上昇中。

そういうわけでサグラダファミリアでも大学の『聖書学』で学んだ知識をフル動員でガイド役。
父さん……イエスとユダはホモじゃないよ……多分。


東方三博士もホモじゃないよ……

サグラダファミリアの『生誕の門』の内部に上るための列に並んだ。
私達の後ろに並んだのは、音を立ててチューするカップルで、前に並ぶのはゲイカップルだった。
日本だったら18禁並の空気。

門の内部の一角は、観光客の落書きでひどく汚れていた。
日本語の落書きもあって「ガウディ最高!」と書かれていた。
おそらく他の言語の落書きも似た内容なのかもしれない、けど。
観光名所に落書きは万国共通なのかもしれない、けど。
隣の門ではまだ建築技師たちが作り続けているのに、なんでそういうことが出来るんだろうな、と、ちょっと悲しくなった出来事。


でも、門内部を登らなければ、こんなに綺麗なものも見られなかったんだよね


現在進行形で建設中のクレーンと彫刻の対比にときめく。


この「現場」っぷりときたら! ときめくよ!!

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サグラダファミリアには4時間くらいいたかな。
ツアーじゃこんなこと出来ないねぇ

ご飯を食べて(SUSHI!)ホテルに戻ってシャワーを浴びて少し休んで、
フラメンコショーを見に再びランブランス通りへ!

ショーを見せてくれる店の近くにグエル邸があるらしいので、ついでに見に行ったら……工事中だった。がっかり。
怖い裏道歩いていったのに! すっっっごい怖かったのに!!

 

 

フラメンコショー。
セクシーとか華麗とかでは言い表せない収まらない。
タップダンスに似た靴音、バックコーラスと複雑なテンポの手拍子、激しいギター伴奏、低くうねり高く伸びる歌声、そしてダンス。
まさに情熱。力の氾濫。


この熱量、伝わるでしょうか

 

ショーからの帰り、酒に酔った父と音に酔った私は駆け込み乗車でトラム(路面電車)に乗り込んだけど、行先が違っていた!
どーにかこーにか戻れたけど、日本でもスペインでも駆け込み乗車はいけないよ、という教訓。

 


=今日のご飯=

【朝食】
オレンジジュース、紅茶、豆乳(うす甘い)、ベーグル(おいしいけど大きすぎ)、スクランブルエッグ、鶏肉のソーセージ、サーモンのマリネ(脂っこくて生臭くてでかい)、パプリカ(緑、黄、赤の3色)、レタス、プチトマトたくさん


【昼食】
4時くらい。ホテル近くのショッピングモール内の日本食屋。
父はSUSHI、私はTONKATSUを。

SUSHI→シャリが甘酸っぱくてペタペタ。握りすぎで米がつぶれてる。

TONKATSU→薄いカツとご飯(やっぱペタペタ。インディカ米で、甘みがない)、の上にしいたけ+にんじん入りのTERIYAKIソース(醤油、砂糖、黒コショウ、片栗粉)がかけられ、その上に玉ねぎの刻みねぎが振りかけられている

 

【夕食?】
ホテルの部屋で、トマト。


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