TRPGリプレイ「まじわる人々」
スカイプチャットを使っておこなった
TRPGオンラインセッションのリプレイログです
なまがGMを務めましたが、目的は
『最近のTRPG動画ブームによりTRPGに興味をもちだした方に
実際にプレイしてもらい、TRPGの面白さを知ってもらおう』
つまりは
ようこそTRPGの世界へ! ということなのでした。
きっかけとなった・・・というか現在流行っているTRPGルールは
『クトゥルフ神話TRPG』なのですが、
なま自身はルールブックを持っていない+ひさびさのGMなので慣れたルールでやりたい
ので、
『ソードワールドTRPG』にちょこっとクトゥルフ味をつけた感じにしました。
具体的に盛り込んだ点は
・現代を舞台にしたため、冒険者→探索者
・技能名の変更。能力の内容に変更はナシ
ファイター→武道
シーフ→アウトロー
レンジャー→サバイバル
セージ→学問
ソーサラー→魔術
シャーマン→精霊使い
プリースト→信仰
バード→芸能
・現代日本では義務教育があるため、全員、学問技能LV1を自動修得
・能力値に『正気度』の導入。
・精神的に揺さぶられる場面になると正気度チェック(正気度抵抗ロール)
2d6+正気度抵抗点(正気度ボーナス+探索者レベル)で判定。
失敗したらその状況に応じたダイスやレーティングで消失正気度を決定。
一度に3点以上消費で一時的狂気
・正気度が0になると永続的狂気
他、ルールと大きく外れない程度に柔軟に対応しました。
リプレイ化に際して、なま=GMがゲーム中に考えてたこと、冷静にゲームを進行するためにガマンしていたツッコミ、ネタバレなどを( )内白文字で追加しました。
興味ありましたらドラッグ反転でどうぞ。
それでは
GM:
2年ぶりなので色々おぼつかないことがあるかと思いますが、その隙を突いて有利にプレイしていいのよ!
PL1:
突いちゃう!ドヤ!
PL4:
後ろからドンドン突いちゃう!嘘ですごめんなさい大体気づけない駄PLだYO!!
GM:
あとは、メモ帳と筆記用具をご用意くださいー
PL1:
はいなー
GM:
今回使うルール「ソードワールド」で特徴的なのは、
こういうゲームってプレイヤーがサイコロを振って、決められた値とくらべて、行動の成功・判定が決まるのですがソードワールドでは、そのプレイヤーが目指すべき値は、判定時にGMが振ったサイコロの値で決まります
まぁつまり、私より大きい値がでたら成功ということです。
私は自分のサイコロの目をみなさんに見せないように振ります。
成功・失敗は、原則的に、行動を起こすまでわからないことになりますので、
そのドキドキを楽しんでいってね☆
PL4:
らじゃです!
PL3:
はい
GM:
まぁ怖がらずに、自分のキャラの能力値・技能を使って何をできるか考えて色々やってみてくださいー
PL1:
どきどき
PL4:
男は度胸!何でもやってみるもんさ!…ってことですね、わかります。
GM:
ですです!度胸! 交渉大歓迎ですよー
GM:
それでは、質問なければキャラクターの自己紹介にうつってもいいですか?
PL1
名前:堂島 貞治(どうしま じょうじ)
年齢:57
性別:男
能力値:()内はボーナス
【器用度】14(2)【敏捷度】14(2)【知力】19(3)【筋力】12(2)
【生命力】12(2)【精神力】11(1)【正気度】15(2)
技能:学問3、信仰2、武術2
武器:仕込み杖
設定:
ぷるぷる芸が得意な大学教授。モウロクじじいのふりをしては学生をからかう。
過去に武術を嗜んでいたため、現在でも力は衰えても技は鈍っていない。
GM:
やよいちゃんは堂島教授のお孫さんなんですね、了解ですー
やよい:
だよ!!
GM:
そしてやよいちゃんは、芸能技能があるので、好きな楽器をひとつ演奏することができますので好きな楽器をかんがえておいてね☆
やよい:
うっすうっす////
徹:
こんな感じで!
やよい:
背が高いっていくつくらいなん
徹:
そこまで細かく考えてませんでした……!
180ちょっと、でしょうか…… 185cmくらい
GM:
ほうほう・・・メモっておきますね
貞治:
とおるくんでっかい!
やよい:
じいちゃんよりでかそうだな
徹:
荷物持ちはまかせろーです
貞治:
じじい頼っちゃうね・・・///
GM:
徹くん、知力が平均より相当高いのに頭のよさは平凡って所に
潜在能力を感じますね・・・☆
貞治:
魔法使いktkr
ニニギ:
器用貧乏のオタク、と覚えて置いてくださいーフヒヒ
PL5:
ぴったり魔法使いww
やよい:
背が高いやつばっかりやで!!
PL5:
ばっかりやで!!
ニニギ:
背が高いのがすきなの////
貞治:
わかる////
GM:
わかるわぁ〜///
ニニギ:
ヒョロモヤシだけどね////
ニニギ:
現代で杖って難しいなあと思ったんで指示棒みたいな見た目の杖って感じでおねがいしますー。
貞治:
ハリポタ的な?
ニニギ:
ですです、短いイメージですなー>ハリポタ的な杖
GM:
一般人に見られても、なにあのお兄さんへんな杖持ってるヒソヒソってならない的な杖ですね。了解ですよー!
ニニギ:
ですなー、たぶん普通の杖は持ってて怒られた、校長先生に。
貞治:
wwww
GM:
魔法使いはつらいですね・・・
やよい:
持ってたら生徒に告げ口される////
やよい:
見えちゃって辛い////
貞治:
精霊さん見えちゃうね・・・///
幾人:
みえちゃう・・・///すけすけぇ・・・////
貞治:
まるみえ///
ニニギ:
見えちゃう・・・///オタク的にはうらやましいでござる//////
幾人:
オタクじゃないから辛いでござる・・・//////
ニニギ:
隣の芝生は青いでござる・・・///////
やよい:
中二病も羨ましがっちゃうよおお・・・////
幾人:
勘弁してくれいうとるでえ・・・
GM:
精霊さんを見たり、おしゃべりしたいときは申告してくれれば、GMが応答しますね。精霊使いは無条件でその能力使えますので。
幾人:
ふぁーいふぁーい
やよい:
あ、やべー、うちの中二病
やよい:
キリスト教信者って入れるの忘れてた 入れといて
幾人:
せめてそこはキリスト教徒っていおうぜ・・・wwwwww
やよい:
信者。。。だよ。。。。気が狂っている
貞治:
狂信者のほうかよ
幾人:
キリスト狂信者じゃねーの
やよい:
片足突っ込んでる/////
ニニギ:
そういや信仰ってマイリー(ブードゥー教)とかそんな感じなんすかね??
GM:
信仰神は、現代で社会的に認められている宗教ならなんでもいいですよー
でも信仰するのでそれぞれの戒律は守ってくださいね。イスラム教だったら礼拝の時間とか、食事の制限とか
貞治:
ほいほいさ!
ニニギ:
りょうかいですー、まあその辺のことが詳しくないんでマイナー神崇めてるとかのがいいのかなあとちょっと思いつつそこのところは適宜調整しますだー!
GM:
はいっ そんな感じでお願いしまーす
GM:
そしてGMをやるので全体しきらせてもらいます、なまです。
拙いけれども楽しんでもらえるように頑張ります!
GM:
それでは、そろそろシナリオはいってもいいかなー?
ニニギ:
いいともー!
やよい:
いいともー!!
貞治:
どうぞゾゾ!
徹:
はい
幾人:
おけけー
シナリオ名『まじわる人々』
一日目
■到着■
GM:
とある山奥の村にあなたたちはやってきました。
この村は長い間都市部と切り離され過疎化が進んでいましたが、5年前に国道の整備が行われ宅地造成が進み、新しい住民たちが住み始め、再び活気づき始めた村です。
あなたたちはこの村のことをネットで知り、豊かな自然が残っているこの村に観光に訪れました。
爽やかな秋晴れの日。バスから降りると時刻は17時をまわっています。電車の運行トラブルにあって予定より4時間遅れの到着です。
そして地図をどうぞ
貞治:
「いやーいい天気だ。さて目的地はどこだったかな」と貞治は地図を出します
ニニギ:
「天気が良すぎて溶けてしまいそうですな…!」と、貞治さんの広げた地図を覗き込みますよー
貞治:
「早く宿に行って涼みたいものですな。ほっほ、宿はこっちのようですぞ」
と、貞治は地図の民宿(水色の建物)の辺りを指さします
やよい:
「車酔いしたじゃない・・・、だから鉄の乗り物は嫌いなのよ。早くどっか連れて行きなさいよ・・・・」
ってじっちゃんの腕叩くやよい
幾人:
「やっぱ教授とかも宿同じなのか・・・」とうんざり後ろをついていく幾人君
徹:
「やよいちゃん、車酔い大丈夫?」って飲み物渡しながら背中さすってあげて、
「宿まで遠いですか?」って教授に聞きます
やよい:
「子ども扱いするんじゃないわよ!」って喚いてる
ニニギ:
「子供ほど、子ども扱いを嫌う物ですなぁ…」とのほほんと呟いたり。
幾人:
幾人がガキうるせーなって思ってる
やよい:
「これは世を忍ぶ仮のすが・・・・う、気持ち悪い・・・・・」って幾人くんによろよろ寄ってく
幾人:
いやな予感がして幾人ガキンチョをじっと見る幾人
ニニギ:
「きぐうですな、某もこの姿は世をしのぶ仮の姿・・」といいつつ地図をもう一回見ておこうかな
貞治:
GMさん!宿まではどれくらいの距離ですかに?
GM:
はいはーい、バス停から宿までは、地図を見た限りでは近そうだけれど、バス停の近くは住宅が多く、区画整備が適当なのでちょっと道がわかりにくいので距離は掴み難い印象を、堂島教授は受けました。
みなさん全員そろってまっすぐ宿に向かうのですか?
幾人:
今が昼間なら周りをざっくりまわりたいかなー
貞治:
「うーん、遠いのか近いのかわからんのー。とりあえず地図を頼りにいくぞい。
やよい、赤池くん、ついてきなさい。他の皆はどうするかね?」
と、2人に声をかけ、他の二人にも同行するかを伺います
GM:
時刻は17時。秋なのでまだ明るいです
幾人:
「暗くなる前にちょっと散歩してくるかなー」
GM:
幾人くん、2d6ふってもらっていいですか?
幾人:
コロコロ…… 6(3+3) で 合計 6 です
GM:
それでは幾人くんは、旅行前にこの村について調べたところ、
「夕日の綺麗な花畑が神社の裏手にある」という情報を思い出しました
徹:
「はいー、行こうか、やよいちゃん」って手を引いて教授のあとをついていきます
やよい:
じじかと思ったら違う人だわ・・・・ってじいちゃん探して徹君に連れて行かれる
ニニギ:
「僕もちょっと散歩してきます、暗くなる前に宿にもどるでござるよ!」と地図片手に散歩に行きたいデスー。
幾人:
幾人知らない所は暗くなると迷いやすいから、ちょろっと花畑見て暗くなる前に帰る
GM:
あ、堂島教授・やよいちゃん・徹くんはお宿を探す、ですね。了解です
貞治:
「ふむ、わかった。ではまた民宿で会いましょうぞ。ほっほ」
二人と別れ、やよいちゃんと徹くんをつれてそのまま地図を頼りに宿に向かいます
幾人:
「一葉さんはどこいくんですか?」
ニニギ:
「あー、ちょっと散歩に行こうかと思いましてー?
神社が気になるのですけども、時間が微妙なのですよねぇ」
幾人:
「折角だから一緒にいきません?一人だと迷いそうですし」
ニニギ:
「フヒヒ、良いですな!是非ご一緒させて頂きますヨ〜」
幾人:
「おーよかった。それじゃあいきましょういきましょう」
やよい:
「先生、神秘的なものあったら報告よろしく・・・」
幾人:
ようじょにごくり・・・となる幾人
やよい:
大学生をじろっと見てる、あたしそんなに可愛いかしらとか思ってる
幾人:
失敗したかな・・・とちょっと不安になる幾人
ニニギ:
「らじゃりましたぞ、やよい殿!」
というわけで二つに分かれる感じですね!
GM:
では、宿・神社→花畑・にルートが分かれましたので、別々に話を進めますね
宿に行く3人からすすめましょうか。
■バス亭から民宿へ■
堂島教授、やよいちゃん、徹くんは2d6をふってください
貞治:
コロコロ…… 5(1+4) で 合計 5 です
やよい:
コロコロ…… 6(2+4) で 合計 6 です
徹:
コロコロ…… 8(2+6) で 合計 8 です
GM:
うーん、3人とも、どっちの道を行けば民宿に着くのか、わからなくなってしまいました
やよい:
「ちょっと、じじ、こっちであってるわけ?」
貞治:
サバイバルを持っている徹くんに地図を渡すと民宿につきやすくなったりします?
GM:
では、徹くんは2d6をもう一度振っていいですよ
徹:
はい!
コロコロ…… 8(2+6) で 合計 8 です
かわらな……
貞治:
wwwwwwww
GM:
そこででた値にサバイバルLV+知力ボーナスを足して、徹くんは全力で地図を読んだことになります
(※初めてなのでGMが計算しました)
その結果、宿の場所はわかりませんでしたが、地図に載っている診療所が近くにあることに気付きました
徹:
「宿の場所は、こっち、なのかな、ちょっとこの地図見辛いですね……あ、でも、こっちにいくと診療所がある、のかな?
道、聞きに行きます?」
貞治:
「そうじゃな。じゃあ赤池くん案内頼むぞい」
と、徹くんにそのまま地図を持たせて案内をお願いします
やよい:
「はやくすわりたーい」
■診療所■
GM:
村の中でも新しい家が並ぶ地域に建っている診療所。
建物は新しく、待合室には若い男の人とおばあちゃんがいます。
やよい:
診療所も綺麗なの?
GM:
見る限りでは、建物の外も、待合室もきれいに掃除されています
やよい:
さんくす、全員中に入ってる状況ってこと?
GM:
3人におまかせしますよー
やよい:
知らない人がたくさんの病院内に入るのは中二病が嫌がるから外で待っとく
「早く道聞いてきて。私はこの辺の景色眺めて記憶の一ページに刻んでおくわ」って携帯で取り出して写真撮るわ
徹:
では、徹ちゃんはやよいちゃんの子守でお外に居ますね
貞治:
では貞治が中に入り、受付に向かって道を訪ねます
「もし、どなたかいますかの?道をお尋ねしたいが・・・」
GM:
受付に声をかけた貞治さんに、受付の奥、診察室の方から
「はーい、少しお待ちいただけますか」と女性の声がします
そして、待合室にいた若い男性が
「この診療所、先生1人しかいないから色々手が足りないんですよー 道でしたら僕が教えましょうか?」と
貞治:
男はどんな様子ですか?
GM:
お人よしそうな笑顔を向けています。左腕に包帯を巻いているのがわかります
「見ない顔ですね。観光の方ですか? この辺、ちょっとわかりにくいですよね」
貞治:
貞治は男が本当に親切心で言っているのか、年の功または学問で知ることはできますか?
GM:
では年の功=探索者レベル+知力ボーナスを、2d6振った値に足して判定しましょうか
貞治:
コロコロ…… 9(3+6) で 合計 9 です
GM:
そこに探索者レベル3+知力ボーナス3を足して15ですね
邪悪な意志は、貞治さんは特に読み取れませんでした。
やよい:
「じじ、遅いんですけどー」ってやよいがそろそろ文句言い始めるよ
貞治:
では貞治は男の厚意に甘え、道案内をお願いします
「おお、すみませんの。ではご厚意に甘えさせていただこう」
GM:
「いえいえ、困ったときは助け合うのが人の道ですよ。どちらに行かれるんですか?」
貞治:
「民宿まで行きたいんですがなぁ。とんと道がわかりませんで・・・」
GM:
「ああ〜民宿ですか!それならこの道をまっすぐいってココをこうして、ここをこうこうこう(以下略)」
という感じで、教えてくれました。
貞治:
「ほうほう、あの道をああいくんでしたか!いやあ助かりました」
貞治は男の説明を理解し、二人のもとに戻りました
GM:
では、貞治さんが道を知って、2人と合流した所で
幾人くんとニニギさんにバトンタッチ!!
GM:
先に神社でしょうか?
幾人:
いや、どっかに人いたらこのへんで面白い噂ないかとか聞く!
ニニギ:
ですなー、まずは面白いうわさとかあったら聞く方向で!
GM:
ふむふむ。では、お二人は新しい宅地の並ぶ地域を歩いていると、酒屋を見つけました
■酒屋■
ニニギ:
「折角ですし、地酒とかあったら買いたいですねぇ?」
と、酒屋に入ります!
幾人:
「ソデスネー。一葉さんいけるクチですか」おなじく酒屋に
ニニギ:
「嗜む程度には、蜂蜜酒とか好きですよ、フヒヒ♪」
GM:
「へいらっしゃい!」
幾人:
「こんちーっす。 おっ甘口好きなんですねー」
ニニギ:
「ハジメマシテー、なにかお勧めありますかねー?」トお店の人に聞きましょうか!
GM:
「おや、お客さん見ない顔だねー この店のおすすめかー
ワンカップ大関だな!」
幾人:
「地酒とかないのおっちゃん」
GM:
「この村や周辺では酒つくってないからねー この店も去年にオープンしたピッカピカだよ!」
幾人:
「へーそうなんだ、じゃあおっちゃんもこのへんに住んで長くないの?」
GM:
「そうだよ!去年までは東京でリーマンしてたよ。
脱サラして、この自然いっぱいの村で前々からしたかった酒屋はじめたのさ!
この辺に住んでる人らはみんなそんな感じだよっ」
ニニギ:
「へえ、昔から住んでる人は少ない感じなんですかネ?」
GM:
「村の中心から神社や山の方に住んでる人たちは、昔からここに住んでいる農家だよ。あまり人数は多くないけどねぇ。
少し前までここは過疎村だったからね」
幾人:
「ふーん、じゃあじじばばばっかだったんだ」
ニニギ:
「ほむ…地図的に見るとどのへんで区切って分かれてる、とか判りますかネ?」
と、地図を見せて聞きたいですー
GM:
「へー ある意味わかりやすくかかれてるなー
灰色のところが新しい住宅地で、村の中心にある学校がだいたい境で、山側は農家と畑とあぜみちだな。
まぁ、国道ができて、こっちの住宅地ができる前は、この村の西の端は学校だったそうなんだけどな」
ニニギ:
「サンクスですよー! ほむ、その学校は今も建物が残ってるんでしょか?」
GM:
「あたりまえだよー この村で唯一の学校だからなっ うちの中1の娘も、小4の息子も通ってるよ。
今日は土曜で休みだけどな」
幾人:
「ん、つーことは昔は村はもっとちっちゃかったのか」
GM:
「そうだな。昔から住んでるばーさま方は、大きくなったって言ってるぞ」
ニニギ:
「ほう・・小中一貫の学校なんですネー、教師として興味がありますヨ〜
ご主人のように新しい住人が増えて、村を広げたんですかねー?」
GM:
「俺は建売を買って改装しただけだから、広げたのは土建会社だな! へぇ、さすが教師さんは目の付け所が違うねぇ」
と、おやっさんは、ビニール袋にワンカップ大関を4つとおつまみを2袋いれて
「大サービスの1000円でいいよ!」
ニニギ:
「ほほう・・土建会社さんが…。 エエ、僕の所は普通の中学校ですし、是非見学させていただきたい所でス。」
と、サービスには笑顔でありがとうございますー!とお礼を言います
幾人:
小銭を出しつつ
「おっありがとー!なぁなぁ、俺ら旅行者なんだけどさー、この辺のなんか面白い話とかばーさまからきいたことない?」
GM:
「おう、ありがとよー 良い旅行を楽しんでくれよっ
面白い話ねぇ・・・このまえ、息子がこの村の昔話を学校の読書の時間にきかせてもらったとか言ってたけど、なんだったかな・・・」
ニニギ:
「どう致しましてー、楽しませていただきますよー♪
昔話、大変興味ありますネー?学校に行けば教えてもらえますかねー?」
GM:
「読み聞かせだから、本とかあるんじゃないのか? じゃあなー」と手を振りながらおやっさんは教えてくれました
幾人:
「あんがとなー」
と酒屋を出ますでます
ニニギ:
「ありがとうございましたー!」
と、一緒に出て神社目指しましょうー!
幾人:
ばーさんが居たら声かけてみる系・・・
GM:
二人はわかりにくい道ながらも神社に向かって歩き、
山に行くにつれ古い家が多くなってくることを感じつつ土むき出しになった道を歩きます
幾人:
はいはい!精霊さんに何かないか聞きます!
GM:
はい、では幾人くんは精霊語を口に出して語りかけます。
精霊の言葉は脳に届きます
ニニギ:
「この辺は舗装されて無いのですネー…
と、周りを見回しつつ歩きます
あ、そだ、デジカメとかは持ってても大丈夫ですか?旅行だしー
GM:
旅行の荷物として普通に持っていて大丈夫ですよ
幾人:
「結構歩きづらいなー
ちょっとトイレいってくると言って一葉さんに待っててもらっていいですか!
変な人って思われたくない幾人君!
幾人:
立ちションの幾人(フリ
ニニギ:
「はいはい、どうぞー?僕はココで写真を撮ってます!
らじゃです!ではでじかめでパシャパシャ取ります、回りを。
幾人:
「こっち撮らないでネ・・・////
ニニギ:
「シャッターチャンス///撮らないですヨ///フヒヒ////
GM:
1人になった幾人君に、風の精霊が語りかけます
「フゥゥーーー! ヒャッハーーー! 最ッ高−−−−−☆」
大自然の中で、風もご機嫌ですね
幾人:
「おいおい元気だな・・・なぁなぁこの辺なんか他と比べて変わった事ないの」
GM:
風の精霊「おれら的にはすげー居心地いい! 自然も動物も人も共存してるいまどき珍しい場所だよ イエーーーーー」
幾人:
「ふーん、人間でなんか面白そうな事なかった?」
GM:
「うーん、昨日の夜は血のにおいがしたーーーーー 俺は風の精だから昔のことは忘れるけどなーーーーーーーー」
そして風の精霊は去っていきました
幾人:
「なん・・・だと・・・・」
幾人:
「待たせたな・・・」と妙にすっきりした顔をするフリをする幾人君
ニニギ:
「オカエリナサイ〜」と笑顔で出迎えつつデジカメから顔を離します
幾人:
「んじゃーいくかー」とてこてこ歩きます
GM:
はいはいー では、お二人は神社に着きました
幾人:
「なんかこの辺危ないかも・・・」
って一葉さんに一応警戒を促しておきます
ニニギ:
「ふむ、用心しておきますネー?」
と、一応スリングのほうをすぐ手に取れるところに入れつつ神社の写真を撮ろうかな
■神社■
GM:
古びているけれども綺麗に掃除され落ち着いた印象を受ける境内。
ニニギ:
「手入れは行き届いてる感じですネー」
と、誰かいたりしますかー?神主さんとか
GM:
人を呼びますか?
幾人:
いるならー
GM:
それでは、「はい、何か御用でしょうか?」
神社の裏手から、人が1人やってきます。
濡れ羽色の髪を肩口で切りそろえ和服を着た綺麗な子です。年齢は16、7歳くらい。
幾人:
「こんちわーっ
ニニギ:
「コンニチハー、僕たち、旅行で子の村に着たのですケド
此方の神社はお名前はなんていうのでしょうかー?
GM:
「まぁ、観光の方ですか。はじめまして、私は榊ユカリと申します。
この神社は、しろがね神社といいますよ」
幾人:
「若いね、巫女さん?」
GM:
「ふふふ、ありがとうございます。まだ見習い中ですが、巫女である母が外出中ですので、今は代理をつとめております。
未熟な点がございましたら、申し訳ありません」
ニニギ:
「ありがとうございますー、しろがね神社というのですか・・こちらはどのような神様を奉っているのですカ?
GM:
「わたしどもは、この村の守り神様をまつっております。よろしければ、参拝していってくださいね」
幾人:
「守り神・・・」
GM:
拝殿を指し示して、一礼して、ユカリさんは去っていきます
幾人:
「どっかに書いてねーかな」と探します
ニニギ:
「さっき、酒屋のオジサンが言ってた昔話に関係するんですかねー、大変興味ありまス」
と、お目目キラキラニニギさんです。 あ、探す前に参拝したいかもですかねー
GM:
説明を書いた親切な表示板の類は、境内にはぱっと見、見当たらないようです
幾人:
「かもしんねーなー。」と参拝するところをさがします
ニニギ:
「参拝したらさっきの彼女に聞いてみてもいいかもですねー?」
GM:
ユカリさんが指し示していたので、普通にわかりますよ
幾人:
じゃあ参拝します。御神体が見えるようなら観察します
ニニギ:
「旅の無事を祈っておきましょうかネー、ココは。」
自分も参拝しますー、何か変わったところが無いかは観察したいですね
GM:
賽銭箱の向こうの格子の向こうは拝殿で、更に奥に本殿があるようです。
格子ごしにじっくり覗くと、ご神体と思われる像が2つみえます。
幾人:
「そっすねー。てきとーに。」像2つどんなんか良く見ます。何かわかったりします?
GM:
では、2d6+学問LV+知力ボーナスでのロールおねがいしますー
幾人:
コロコロ…… 2(1+1) で 合計 2 です
うおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいい
ニニギ:
あ、自分もよく見ます!
コロコロ…… 10(4+6) で 合計 10 です
幾人:
セフセフ!!!
GM:
1が2つ出てしまった場合は、自動的失敗となります〜
幾人:
ファンブルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
ニニギ:
ファンブルですねー、6ゾロはクリティカルでOKですか??
GM:
はい、6が2つの6ゾロは自動的成功ですー
戦闘時ではまた別のクリティカルがありますので楽しみにしててね☆
ニニギ:
らじゃ!
GM:
では、幾人くんがよーく見ようと身を乗り出しすぎてすッ転んだ横で、
幾人:
「ぐあっ」
GM:
ニニギさんには、像の片方は、稲穂を身に飾り鍬をもった女神 片方は甲冑で身を固め刀剣をもった男神だとわかりました
ニニギ:
「さすがに写真で撮るのはよくなさそうですねー」
と、メモ帳を取り出して特徴や簡単なスケッチはしていきたいです
幾人:
「いててて・・・へーそんなのなの・・・」
とスケッチを見ます・・・
GM:
そのスケッチが幾人君にも伝わるできばえかどうか!ロールしますか?
ニニギ:
「だいじょうぶですかー?」
あ、ロールしときます!技能はー・・この場合は使えそうなのは無いかな?
GM:
学問LV+器用度ボーナスでいきましょうか。ニニギさんは器用度が低いので大変かもですが
ニニギ:
らじゃですー!
コロコロ…… 5(2+3) で 合計 5 です
GM:
5+1+1=7。
ニニギ:
7かー・・びみょうな・・
GM:
幾人くんにも何があったのか理解できるスケッチが完成しました
ニニギ:
よかった!
幾人:
「一葉さん絵上手いっすねー」
ニニギ:
「プリントの挿絵とか描いてたらちょっとだけかけるようになりましたヨー」と、ちょっと得意げ三十路
幾人:
「あーきょうしつだより的な・・」・
ニニギ:
「デスデス、校長を書かせたら右に出る物は居ませんよ・・(きりっ
幾人:
「俺も校長の絵にらくがきさせたら右に出るもんいないっすよ。」
といいつつ他なんかないか探しますー
ニニギ:
と、雑談しつつさっきの彼女が居たら再度声をかけたいです
あ、先に探して其れから彼女って順でおねかいします!
GM:
はいはいー ではお2人とも2d6どうぞ
幾人:
コロコロ…… 8(2+6) で 合計 8 です
ニニギ:
コロコロ…… 5(2+3) で 合計 5 です
GM:
神社の境内をぐるっと回って、拝殿と本殿が一続きになっていること、神社の関係者が住んでいるらしき家が本殿のさらに裏にある、という建物の配置
そして、山の方へ伸びる小道があることがわかりました。
残念ながら、ユカリさんは見当たりませんでした
幾人:
ふむー現時点で何時くらいか時計を見ます
GM:
18時半くらいですね。そろそろ日が暮れ始めるかという頃です
幾人:
「一葉さん、18時過ぎてるけどどうする?」
ニニギ:
「彼女は居ないようですねー…
暗くなってきましたし、また明日来てみましょうかー?」
幾人:
「んだなー、ちょっとトイレ」といいつつまた立ちションタイムに
精霊さんに神社とお花畑ってなんかあるかあったりしたか聞いてみます
ニニギ:
「いってらっしゃいデスよー」
と手を振りつつさっき見たものの特長を文章でメモ纏めたり写真撮ったりして待ちます
GM:
風の精霊さんで良いですか?
幾人:
んー土の方で
GM:
りょうかいですー
土の精霊「どうも・・・」
幾人:
「どうもどうも・・・」とさっき書いた事聞いてみます
GM:
「神社・・・私たちに礼を尽くしてくれている・・・ 花畑・・・眠る場所・・・・・・」
幾人:
「何が?」
GM:
「みたま・・・」
幾人:
「みたま・・・ありがとー」といってバイバイします
GM:
土の精霊は沈黙します〜
幾人:
「おまたー」といって一葉さんと合流して帰ります
ニニギ:
「オカエリナサイー」では、そろそろ宿に向かいましょうかー?
幾人:
「そーしましょーそーしましょー」と妙にすっきりした顔をして帰ります
ニニギ:
「ですです、あんまり遅いと心配かけちゃうかもですしネー」
GM:
ではお二人は宿に向かいますー
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手紙―後日談