二日目(三)
■酒屋■
GM:
徹くんとやよいちゃんが、司ちゃんの案内で酒屋のおっちゃんに話を聞きにいくターン!!
やよい:
いくたーん!!
GM:
そんなわけで無事、酒屋につきました
やよい:
ついてた////
GM:
司ちゃんの案内があるからね////
司:
「酒屋さんはここしか知らないけどあってるか?」
やよい:
「知らないわよ!あたし初めてだし!たのもー!こんにちわー!」
司:
(俺よりてきとーだなあ…)
徹:
「あ、ああ、もうやよいちゃん……こんにちわ、やってますか?」
店内を伺いながらやよいちゃんのあとを追って入りますっ
GM:
「へいらっしゃーい」と、店の奥から中年男性の声。
司:
「おっちゃん、こんちわー!」って元気に挨拶するよー
徹:
「あ、こんにちは。その、お体大丈夫ですか?」
って怪我の具合を尋ねます
やよい:
「昨日は大変だったわね! その後は大丈夫だったかしら?」
酒屋に入るのは初めてだから、興味深げに酒見てるけど
GM:
「おう、司ちゃん、今日も元気だな!
おっ こっちのおじょうちゃんと兄さんは旅行の方かい?
おうおう、旅行のお客さんまで心配してくれるなんて、おっちゃんは幸せもんだなぁ」
司:
「え?怪我? おっちゃん怪我したの?
子供に注意しといて大人は夜に歩き回るんだからー!(ぷんすか
徹:
「応急手当はさせてもらいましたけど、やっぱり心配で……」
GM:
「おお、兄さんが助けてくれたって人かい!本当にありがとうなぁ!
おかげさまで、もうこのとおり!ぴんぴんしてるよ!」
やよい:
やっぱ顔にばんそうこうとかはってる? 打撲だから湿布か
GM:
湿布ははっていませんが、眉間に青あざが残っていますね
徹:
「いえ、簡易的な処置だったので心配でしたが、元気そうで良かったです
結構な後になってるみたいですし、棒か何かで叩かれたんでしょうか?」
やよい:
「そうだったわ! 顔攻撃されてるし、何で攻撃されたとか相手の顔とか見てないの?」
GM:
「うーん、あの夜のことはあんまり覚えてないんだよな。
百合先生はすぐになおる打撲傷だって言ってたけどな」
徹:
「もう辺りも暗い時分でしたし、混乱しているでしょうし……でも直ぐに治りそうでよかったです」
やよい:
「なによー、使えないわねー。百合先生って学校の先生?」
GM:
「へへっ ありがとうな。兄ちゃんいけるクチかい?酒サービスしとくよ!」
「百合先生は、診療所の先生だよー」
司:
「学校の先生が打撲後見てそんな事言えるわけないじゃん。やよいばか?」
徹:
「あ、なら、お勧めを3つ頂いていいですか?昨日知り合いもここでお酒を買ったみたいですし。」
やよい:
「言うじゃないチビ」
司:
「ちびじゃない」
やよい:
「ガキのが良かったかしら?」
司:
「うるさいばかー!」
徹:
「あ、まあまあ、二人とも落ち着いて……」
司:
「うるさいなー!大人だと思って!!」
やよい:
「子ども扱いするんじゃないわよー!」
GM:
「あいよっ ワンカップ大関3つね。
司ちゃんとおじょーちゃんはケンカはもうやめときな。ほら、これサービスだよ。」
と、おっちゃんは2人にチーズおかきの袋を1つづつくれますよ
司:
「わーい!おっちゃんありがとー!だいすきー!」
やよい:
「む、し、仕方ないわね・・・・貰ってあげるわ」
(受け取って少し嬉しそう
徹:
(扱いに慣れてる……)
GM:
「知り合い・・・って、昨日ウチに来た、生意気そうなにーちゃんと、根暗そうなにーちゃんのことかい?」
徹:
「あー……たぶん、そうです……たぶん……」
GM:
「そうかいそうかい。ヨロシクいっといてくれよ」
徹:
「あ、お聞きしたいのですが、診療所は今日は開いてますか?」
GM:
「ああ、今日は日曜だから診療所は休みだよ。
どこか悪いところでもあるのかい?」
徹:
「昨日道を聞いてお世話になったのですが、ちゃんとお礼を言えていなかったので……
時間がありそうならお礼を伺えたらと思ったんですが」
GM:
「そうかいそうかい。礼儀正しいねぇ。たいしたもんだ」
やよい:
「ん?」
徹:
「やよいちゃんはチーズおかき食べててね」
って頭撫でようとします
やよい:
「撫でるんじゃないわよ!!」
徹:
「診療所が休みならご自宅にいらっしゃるんでしょうか……」
GM:
「さぁねぇ・・・ まぁ、診療所の2階が自宅らしいけどな」
徹:
「あ、そうなんですか」
GM:
「あ、司ちゃん、うちのサヤカが先に学校に遊びに行ってる、って言ってたぞ」
(サヤカ=おっちゃんの娘。中1
やよい:
「学校!」
司:
「え!サヤカねえ学校いるの!」
二人をそわそわ見てみる
GM:
「おうおう。学校の校庭で一輪車やるってよ」
やよい:
(学校…読み聞かせの事聞けるかもしれないし行っとくべきよね・・・・)
「行くわよ! ほら! チビ司! 連れて行きなさいよ!」
司:
「ちびゆーな!!! じゃあ学校行ってもいい?」
やよい:
「学校行くんで構わないけど、途中で診療所の前通って学校に向かうルート選んでもらって良いかしら?」
司:
「良いけど。早歩きになるよ。」
やよい:
「いいわよ。道覚えたいだけだもの。
徹は後で挨拶に行けばいいでしょ。場所知ってれば、学校行った跡にでも司がいなくても行く事はできるんだし」
徹:
「あ、うん。ごめんね、それでお願いしていいかな。司ちゃん。
診療所には後で寄るよ。」
司:
「いいよ!!じゃあ学校いくぞ!!」
■学校■
GM:
3人は学校に着きました
学校は、歴史を感じさせる木造平屋建ての校舎です。
生徒数が少ないため小学生から中学生までがここで学んでいる村唯一の学校ですよ、と追加情報。
徹:
「わあ、このタイプの校舎は珍しいなあ……」
って校舎に興味深々に
やよい:
「古い学校ねえ・・・・」
司:
サヤカねえを探すぞ!!!!
一輪者してるんだっけ。とりあえず名前呼んでアピール
「サヤカねえー!」
GM:
休日も開放されている校庭には生徒の姿も多いです。
司の声に、一輪車をしていた女の子たちのうちの1人が手を振りました
「つかさーーーーー あそぼーーーーー」
司:
「あそぼー!」ってダッシュで二人を忘れて走ってくよ!
やよい:
「あのチビ・・・! コウスケに言われた事忘れてんじゃないの!」
GM:
では、司ちゃんにおいていかれた二人に
「こんにちは」と声がかけられます
徹:
声の方をみます
やよい:
「へ?」
GM:
声をかけたのは人の良さそうな顔をした若い男性です。
「旅行の方ですか?はじめまして、ここで教諭をしている遠山といいます」
やよい:
「今度こそ学校の先生なのね」
徹:
「あ、はじめまして。ご挨拶が遅れてすみません。民俗学を研究している院生の赤池です」
と丁寧にお辞儀します
GM:
「学生さんでしたか。なにかここに御用ですか?」
やよい:
「アイツが知り合いが遊びに来てるって言うからつれてこられたの」
って遊んでる司指差して言う
GM:
「そうでしたか。司も友達がふえて嬉しかったと思いますよ。ありがとうございます」
徹:
「僕はこの村のことについて色々村の人たちに聞けたらと思いまして、二人についてきました。
遠山さんお時間ありましたらお話大丈夫でしょうか」
GM:
ちなみに、遠山先生は左腕に包帯を巻いていますよ
(1日目に、診療所で道を教えてくれた若い男性が遠山先生でしたが、貞治さんしか会ってなかったね・・・)
やよい:
ほほう
GM:
「お話ですか。ええまぁ、僕の話でよければ、だいじょうぶですよ」
徹:
「ありがとうございます。少し前に村の伝承について読み聞かせをしたとうかがいました。
内容がどんなものか、遠山さんはご存知ありませんか?」
GM:
「読み聞かせでしたら、本がありますよ。どうぞ、あがってください」
徹:
「本当ですか?ありがとうございます……!」
やよい:
「先生も昨日みたいな事件に巻き込まれちゃったの?」
って聞いてから昨日の事件の目撃者だって事伝える
GM:
「わぁ、昨日の事件を間近に見ていたんですか。よく無事でしたね。
ええまぁ、この怪我は、一昨日の夜にやられたそうなんです」
やよい:
「やられた”そう”って・・・・ 自分のことなのにずいぶん他人事なのね?
GM:
「うーん、やられた時のことは、あまり覚えてないんですよ〜」
と頭を掻いて笑いつつ、遠山先生は2人を校舎の中、応接室に案内しますよ
徹:
司ちゃんに、一応校舎に入ることを伝えておきますね
司:
「いってらー!!」って遊び続行で
GM:
適度な所で戻ってくるので、相談してていいですよ
やよい:
うっすうっす
「おっちゃんは顔狙われてるけど、先生は顔狙われてないのね」
徹:
応接室に何か珍しいものとか置いてありますか?
「おっちゃんって酒屋の店主さんだよね? とっさに腕で防御したのかも?」
やよい:
「先生の後が酒屋のおっちゃんって事デショ。いくら暗くてもうろ覚えはないと思うんだけど。
やっぱ百合先生とやらに話を聞くべきかしら?」
GM:
応接室は、パッと見では、ソファセットが置かれていて、壁には生徒の集合写真が何年分も飾られていますよ
徹:
その集合写真で何か気付いたりしますか?
「やよいちゃんって言葉足らないよね。最近の犠牲者はそうかも……。
僕も診療所の先生に話を聞きたいかな……」
GM:
2年前の集合写真には今より幼いコウスケが写っていること、
5年前のものから徐々に、生徒数がふえていること
生徒が女の子1人という年もあること
に徹君は気付きました
徹:
「学生が一人の年があったんだ・・・」
やよい:
「え? は? ああ・・・・・一人とか寂しいわね
コウスケがいるー」
徹:
2年前の集合写真にユカリちゃんはいますか?
ああすみません 徹ちゃんはユカリちゃんと会ってない。えと、じゃあ質問を変えます
2年前の集合写真にいる子は男女何人いますか
GM:
ふむふむ。
男女合わせて9人です
やよい:
「あ、ねえー、コウスケの知り合いのユカリっていう子もこの集合写真に写ってる? 巫女さん見習いやってるって聞いたんだけど!」
って先生に後で聞けばいいんじゃないかなーと
徹:
じゃあそれで……
GM:
じゃあそろそろ先生戻ってきましょうかね
「おまたせしました〜」と、先生は1冊の本と、お茶と、お湯が入ったカップ麺を3つテーブルに置きました
やよい:
(カップめん・・・?)
GM:
「お昼時ですし、こんなものしかないですけど、よろしければどうぞー」
徹:
「お気遣いありがとうございます。」
やよい:
12時って事でおkかね
GM:
はい、12時でー
「ええと、それで、読み聞かせした村の民話でしたね」と、先生は絵物語の本を2人に見せます
『金の いなほ と 銀の つるぎ』
(神社でユカリが読み聞かせてくれた民話と同じ内容です)
やよい:
「なんで山犬は突然狂い出したのかしらね?」
って読んでる最中で
GM:
「うーん、昔話だから、なんともねぇ・・・ 何かを比喩しているのかもしれないね」
徹:
絵物語の挿絵を教えてもらう事はできますか?
GM:
では、遠山先生は本を徹くんに手渡しますよ
徹:
丁重に受け取ります……!
GM:
ちなみに、挿絵は、筆と墨で描かれたぽいタッチです。本自体は、印刷物ね。
徹:
教授たちにも見せようと、スマホで挿絵を撮ります
やよい:
「この裏の山には山犬が昔から住んでるの?」
GM:
「この村に昔から住んでいるご老人方は、この村は人と山犬が共に暮らしていたとおっしゃっているねぇ。
僕自身は5年前にこの村に来たから、あまり詳しくないけれどもね」
やよい:
「ま、いなかったらこんなお話作られないわよね」
GM:
「そうだね。古くからのお話は、きっと何かが元になって語り継がれるのだろうしね」
徹:
「遠山さんも、開拓後に来られた方ですか」
GM:
「そうだよ。生徒数が増えたから、教職員も増員されてね」
徹:
「学生が1名の年もあったみたいですものね」と言って、視線を集合写真に
GM:
「そうみたいだね。僕が来る前だけれども、さみしかったろうね」
やよい:
「あっそうだったワ!コウスケの友達のユカリって子、ここに飾られてる写真に写ってない?」
GM:
「ユカリさんかい? それこそ、その、1人の年の写真の子だよ」
やよい:
「えっ あら、この人だったのね。」
GM:
「一昨年、中学校を卒業したけれど、仲間思いの優しい子だったなぁ。
1人になったこともあったからだと思うけど、
生徒が増えて、特に同い年のコウスケくんが転入してきたときは嬉しそうだったよ」
徹:
その学生が一人だった年度を確認する事は出来ますか?
GM:
年度は、写真の下についているから確認できますよ。
ユカリさんが1人で写っているのは7年前ですね
やよい:
「へーえ・・・巫女さんも苦労してきたのね・・・
卒業してからは会ってないの? やっぱ巫女さんだからずっと神社に居るのかしら」
GM:
「うん。卒業後は家の後を継ぐために修行をしているよ。
お家が神社で神官の家系だそうだからね。
学校には、卒業してからはあまりこないけれども、村の集会や祭の時には参加しているから、会っているかな。
コウスケくんとは今も仲が良いみたいだね。」
やよい:
「修行なんてものがあるの?あたしはそういうのゴメンだわ。
へーえ・・・あったら茶化さないと・・・フフフ・・・」
徹:
「どんな修行をしているのかちょっと興味がありますね……!」
って目を少し輝かせてます
GM:
「それじゃあ、そろそろ良いでしょうか?
お昼時ですし、校庭にいる子達をそろそろ家に帰さないとね」
徹:
「色々とありがとうございます」と言って、本をお返しします
「また教授とうかがうかもしれませんが宜しいですか?」
って聞いておきます
GM:
「ご丁寧にどうも」、と本を受け取って、
「今日は僕1人なので、いつも応対できるとは限りませんが、よろしければ、どうぞ」
徹:
「はい、ありがとうございます」
と丁寧にお辞儀します
やよい:
「色々ありがと。先生は怪我増えないように夜は気をつけなさいよね!」
GM:
「うん、ありがとうね。君たちも気をつけるんだよ」
で、先生はお二人を送り出しました
司ちゃんが合流するかはご自由にー!
司:
「おなかすいたんだけど!」
やよい:
「司はそういうの、なんか知らないわけ?」
司:
「頼み方が良くないな、やよい」
やよい:
「・・・は? 何? 聞こえない」
司:
「それが人に物を頼む態度かー!!」
徹:
「この近辺ですか……サヤカさんも気をつけてくださいね。
他にも最近襲われた方とか知りませんか……?」
GM:
「うん、もちろんよ! 他には・・・ うーん、最近だと遠山先生かしら。
先生は先月も先々月も襲われたみたい。かわいそー・・・」
徹:
「遠山先生も何度も……ですか……」
GM:
「よっぽど運が悪いのか、ぼーっとしてるのか、遠山先生お人よしだし、ぼーっとしてたのかな」
やよい:
「はあ? なんでチビに頭下げないといけないのよ。早く吐け(あたまぐりぐり
司:
「ぎゃー!いたい!いたい!
そんなんされても、知らないよ!夜は出歩くなとしか言われてないもんー!」
やよい:
「ね、ね、センセイも1回目は犬に噛まれたのかしら?」
GM:
「ん? そういえば、先々月は大きい犬にかまれた・・・んだったかな」
やよい:
「それとも二回ともテストがいやな学生に殴られでもしたのかしらね・・・フフフ・・・」
GM:
「あ、そろそろ行かなきゃ。ばいばい」
徹:
「引き止めてごめんね、ありがとう。気をつけてね」
やよい:
「ありがとねー!(手をぶんぶん
GM:
校庭には徹くん・やよいさん・司ちゃんが残りましたが、どうしますか?
司:
「これからどーするの。おなかすいたんですけど!」
やよい:
「何アンタ腹へってんの?」
司:
「だってお昼だよ。おなかすくよ!」
やよい:
(あたしカップめん食べたんだったワ・・・)
徹:
司ちゃんの家はどのあたりですか?
「この辺にご飯が食べられる場所とかあるかな?」
やよい:
「徹のおごりなら行くわよ」
GM:
学校の近くに、飲食店は見当たりませんが、民家はいっぱいある
徹:
民家……
このあたりの民家は新しいものですか?境目だからどちらもあるのでしょうか
GM:
新しい家と、古い家が混在しています。司ちゃんの家も近くにありますよ
司:
まさかの流れだった!!
「うちでご飯食べる?」
やよい:
「じゃあ、司はご飯食べてらっしゃいよ。あたしは診療所に行きたいワ。」
徹:
「僕らさっき遠山先生にカップラーメンご馳走してもらっちゃって……」
苦笑いしながら言います
司:
「えー!ずるいそれ!!!
食べ終わったら診療所行くよ!二人は先行ってれば!」
やよい:
「アンタ携帯もってんの? 持ってるなら番号教えなさいよ。
もしかしたら百合先生不在で移動してるかもしれないし」
司:
「もってるけどメール出来ないよ、あと夜21時以降は寝てるから掛けてこないでね
やよい:
「メールしないしそんな夜遅くにかけたりしないわよ。
てか、夜の9時に寝るとかやっぱお子ちゃまね」
徹:
「無理して急いで食べなくて大丈夫だからね、司ちゃん」
GM:
徹くんとやよいさんは診療所へ、司ちゃんは家でご飯食べて後から合流ですね
司:
そうするー!
一日目
十三夜
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二日目(三)
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十四夜
三日目(一)
三日目(二)
十五夜
手紙―後日談