十五夜
GM:
そんなこんなで日が暮れて、月が昇り始めます
今夜は満月。診療所の窓からも明るい月が見えます
そして、コウスケの様子がおかしくなり始めました
「うおおおぉぉぉぉぉ!」
月を見上げ、発した声は、獣の遠吠えに似ていました。
そしてその姿は見る見るうちに、大きな山犬に似た獣へと変わり果てました。
幾人:
「案の定かよ・・・!!」
貞治:
「で、でか・・・すぎやせんかコレ・・・」
GM:
己を拘束していた縄を鋭い牙であっさりと噛み千切ります
徹:
ダメだったのか と思いながら身構えます
幾人:
銀の剣を出して目の前でチラチラします
ニニギ:
此方も身構えてすぐにスリープ掛けられるようにします
GM:
その姿は、遠山先生の変身したものよりもさらに2周りほど大きな、獣でした
貞治:
貞治はやよいちゃんの前に立って抜刀はしないけど、仕込み杖を構えます
やよい:
ユカリちゃん大丈夫か確認する
GM:
ユカリは絶望した表情でコウスケを見上げています
「ごめんなさい・・・ 」
やよい:
「ユカリ、大丈夫?」って腕を引っ張ってユカリちゃんの視線をコウスケから外そうとする
幾人:
とりまユカリとコウスケの間に割って入ります
徹:
教授の隣あたりに立ちます
ニニギ:
ニニギはユリ先生の傍で守るように前に出ます
GM:
では、やよいちゃんはユカリの腕に触れ、違和感を感じました
やよい:
「・・・?」
GM:
固い毛が伸びて逆立ちます。
口が横に裂け
鋭い牙が伸び
やよい:
「えっ、ちょ?!」
GM:
「コウスケ、百合さん、みなさん、ごめんなさい」
幾人:
振りむいて「マジで?!」
貞治:
「やよい!?は、離れるんじゃ!!」と咄嗟に割り込もうとする
GM:
「共存なんて、無理だった。2年前から」
徹:
徹ちゃんはコウスケ君を視界から外さないようにちらりとユカリちゃん見て驚く
やよい:
ちょっと急な展開にやよいはユカリちゃんの手は離すけど体は動かないかな・・・
GM:
ユカリの体は見る見るうちに変形します
「おねがいです。私を」
そしてユカリは獣に変わりました。
「 こ ろ し て 」
正気度チェックにはいります
幾人:
ですよねーーーー?!
貞治:
キタアアアアアアアア
ニニギ:
やっぱそうなるよねー・・!
GM:
全員、2d6+探索者lv+正気度ボーナスで!!
幾人:
コロコロ…… 3(1+2) で 合計 3 です 3+2+3=8
ニニギ:
とっさにユリさんの視界をさえぎって守りたいですが難しいかな・・
コロコロ…… 10(4+6) に 3 と 2 で 合計 15 です
貞治:
コロコロ…… 8(2+6) に 3 と 2 で 合計 13 です
やよい:
コロコロ…… 3(1+2) に 2 と 2 で 合計 7 です
徹:
コロコロ…… 7(1+6) に 3 と 2 で 合計 12 です
GM:
じゃー百合のサイコロはニニギさん願いしますね
ニニギ:
おうふ、らじゃ!コロコロ…… 8(4+4) に 6 と 0 で 合計 14 です
GM:
貞治さん、ニニギさん、徹くん、百合は成功しました。
正気度にー2してくださいね
GM:
幾人さん、やよいちゃんは、失敗しましたので、減少値を1d6で決めましょうか
あ、1d6+1!まちがえた
幾人:
コロコロ…… 4 で 合計 4 です
やよい:
コロコロ…… 3 に 1 で 合計 4 です
幾人:
5・・・?
GM:
幾人くんはー5、やよいちゃんはー4
幾人:
ゴリッとへったあああああああああああああああ
GM:
3以上へっちゃったので、お2人は一時的恐慌状態になりました
お好きにパニくっていいですよー
やよい:
ユカリちゃんのほう見て体が固まってる状態かな
徹:
危ないと思って、銀の剣をとりあえず幾人君からええと……奪う形で取ります!
GM:
恐慌状態なら奪えるかな。では徹くんは幾人くんの異変に気付き銀の剣を奪い取りました
幾人:
尻もちついて固まってるかな////
貞治:
貞治は固まっているやよいちゃんを無理やり引き剥がし、かばう態勢で
「ばかもん!何をやっとるんじゃ!!わしの後ろに立ってるんじゃ!!」
やよい:
「えっ、う、あっ、だって・・・さっきまで・・・」
徹:
銀の剣をコウスケ君に向けてみます
幾人:
ところでこれ戦闘なの?w
貞治:
「しっかりせんか!大丈夫じゃ、じいじがついとる。落ち着けやよい」
ニニギ:
「百合さんはやよいちゃんと葉暮君をお願いしてもいいですか…?
僕は、彼らを攻撃してみます……!」
GM:
皆さんが反応しているのと同様に、コウスケも臨戦態勢ですので
このあたりで戦闘に入りましょうか。お互い不意打ち無しで敏捷度順の行動です
順番は、徹くん、コウスケ、幾人くん、ユカリ、貞治さん、百合、ニニギさん、やよいちゃんです
徹:
はい!
GM:
ちなみにコウスケとユカリは獣化したので、人のときよりも能力値が上がっていますよ
【1ターン目】爺と孫
GM:
徹くんどうぞ!
徹:
えっとえっと、仕込み傘は投げ棄てて銀の剣を構えてから、コウスケ君に話しかけて反応があれば、攻撃はキャンセルしたいです。
GM:
では、傘を投げ捨て、剣を構え、徹くんはコウスケに話しかけました!
徹:
「コウスケ君、飲み込まれちゃだめだ!ユカリさんに満月見せるんだろう!」
GM:
徹くんの声はコウスケに聞こえたようですが、敵対的な反応をみせます
話しかけつつ攻撃するか、話すだけかのどっちか、かな?
徹:
うー、攻撃せずに一歩前に出て行動終わりは可能ですか?
GM:
はい、可能ですよー
徹:
ちょっと前へ……して、終わります!
GM:
ではコウスケの行動。
コウスケは声を出し、前に出た人間・・・徹くんに襲い掛かります
徹:
回避で!
GM:
2d6+回避力どうぞー
徹:
コロコロ…… 4(1+3) に 6 で 合計 10 です
GM:
コウスケの前脚の爪が徹くんの腕を掠めました
防御として、レーティング18+ダメージ減少どうぞ
徹:
コロコロ…… 4(1+3) → [2] と 3 で 5 です
GM:
ん ダメージ7あげます
徹:
はい!
GM:
ではコウスケの行動終わり!
GM:
次は幾人くんー パニックどうぞ
幾人:
「う・・・あ・・・」といってカタカタしてます
GM:
りょうかいです!
GM:
次はユカリか・・・
貞治:
ゴクリ・・・
GM:
では、ユカリは一番近くにいるやよいちゃんに襲い掛かります
やよい:
ですよね!はい!
GM:
回避どうぞ!
やよい:
コロコロ…… 3(1+2) に 2 で 合計 5 です
こいつはひどい・・・
貞治:
貞治のターンじゃないですが、貞治が身を呈して間に入るのは可能ですかっ
GM:
このターンは他に何も出来ない+回避は出来ず代わりに攻撃を受けるのみなら可能ですよ
貞治:
攻撃を受けるでオネシャス!
GM:
おう!(じーちゃんかっこいいいい!!!!)
レーティング12+ダメージ減少おねがいします
貞治:
コロコロ…… 7(3+4) → [4] と 2 で 6 です
GM:
やよいちゃんをかばった貞治さん。
その爪は貞治さんの肩口に当たりましたが・・・
2d6おねがいします
貞治:
コロコロ…… 7(2+5) で 合計 7 です
GM:
その爪は貞治さんの服をわずかに切り裂いただけでした。
そして貞治さんは、速さの割に妙に威力のない攻撃だと感じました
貞治:
「やよい大丈夫か!! く・・危なかったわい・・・」
GM:
お次は・・・貞治さんの行動終わったから、百合さんかー。何かしてほしい?
ニニギ:
百合さんは徹君の銀の剣にファイアウエポンをお願いできますか?
あ、ちょっとまった
GM:
ん、はい
ニニギ:
スリープクラウドを試してもらうのとファイアウエポンならどっちがいいですか?>徹君・爺様
徹:
私はどちらでも……!
貞治:
スリープクラウドを試すなら、ユカリちゃんにやって欲しいかも
妙に威力がないってところが気になるので・・・
ニニギ:
二人が範囲に入るようにスリープクラウドって出来ますか?
GM:
範囲を拡大、つまり消費MPを2倍にすれば2人分の魔法がかけられますよ
ニニギ:
じゃあそれでおねがいします!
GM:
コウスケとユカリにスリープクラウドですね
では
コロコロ…… 4(2+2) に 6 で 合計 10 です
コウスケに魔法は効かなかった
コロコロ…… 6(3+3) に 6 で 合計 12 です
ユカリに魔法は効かなかった
ニニギ:
了解です。
GM:
こんな感じで・・・ 出目がひどいな!!
GM:
次はニニギさんどうぞー
ニニギ:
はい!やよいちゃんに歩み寄ってサニティを掛けます
GM:
2d6で1ゾロでなければ成功です
ニニギ:
コロコロ…… 7(3+4) で 合計 7 です
あい、かかりました。
GM:
やよいちゃんは神聖な魔法によって正気に戻りました
ニニギ:
「大丈夫です? …申し訳ないですが葉暮さんのほうはお願いしますね?」
GM:
復帰したやよいちゃんの番です
やよい:
「え、あっ・・・う、うん・・・」
って言って、幾人君にサニティる!
GM:
2d6でどぞ!
やよい:
コロコロ…… 7(3+4) で 合計 7 です
GM:
魔法成功です。幾人くんも正気に戻りました
やよい:
「感謝しなさいよね」
幾人:
「俺は・・・」ときょろきょろ
GM:
1ターン目終わり、徹くんに7ダメージ、全員正気というところですね
【2ターン目】人と獣
GM:
徹くんどうぞ
徹:
銀の剣を向けてユカリさんに、
「僕の言葉を理解できるのなら、こちらを向いてください」と言ってみます。
GM:
ユカリは、ゆっくりと徹の方を向きました。
徹:
コウスケ君はまださっきのままでしょうか……
敵対心むき出しのままと言いますか……
GM:
そうですね
本能むき出しですね
徹:
「君が分かり合えないと思うから、山犬たちも分かり合おうとしないんじゃないのかな」
って言ってコウスケ君の方に向き直って、行動終わります
GM:
了解ですー ではコウスケの行動。
GM:
みんなの覚悟が伝わってきたから、サイコロ振って被害者を決めるよ
(徹くんがもう一撃くらったら確実に死んでしまうこともあり、雑談窓の方で、庇おうかと白熱していたのでした)
ニニギ:
ウワァイ
GM:
徹くん―1 貞治さん―2 やよいちゃん―3
幾人くん―4 ニニギさん―5 百合さん―6
コロコロ…… 3 で 合計 3 です
やよい:
きたか・・・
GM:
・・・やよいちゃんにコウスケが襲い掛かりました
が、がんばれ回避
やよい:
ちょっと距離があるからって思ったけどやよい今幾人君の近くにいるんだったわ・・・
GM:
そして、獣となったコウスケの跳躍力もすごいのでした・・・
やよい:
コロコロ…… 7(2+5) に 3 で 合計 10 です
GM:
コウスケの爪がやよいを切り裂きました
レーティング5+ダメージ減少どうぞ
やよい:
コロコロ…… 6(2+4) → [2] と 2 で 4 です
GM:
ダメージ8あげます
やよい:
残り4やんな!!!
GM:
よかった生きてた!!!
GM:
次は幾人くんね
幾人:
へーい
「おいユカリ!!お前意識あるんだろ!!コウスケを人殺しにさせる気か?!」
って呼びかけます。若干キレ気味に
GM:
ユカリは幾人のほうに顔を向け、わずかにその口元を引きつらせました
幾人:
「返事はしねーのかよ
あと5分もすればコウスケは立派な人殺しだぞ」
GM:
ユカリは幾人くんをじっと見つめます
GM:
そしてユカリの行動ね
ユカリは、くぉぉ・・・・ん と声を上げました。
静かで悲しげな鳴き声です。
その声に反応するように、コウスケは動きを止めました。
貞治:
貞治はこのターンはユカリちゃんへの説得をしますね
GM:
はいっ 説得ですね。RPどうぞー
貞治:
「君はさっきこういった。共存なんて無理だったと・・・それは裏返せば、共存できると信じてたんではないか?
ならば諦めるんじゃない!せめて、そこにいるコウスケくんを諦めるな!」
GM:
ユカリは、貞治をじっと見つめ、まるで言葉の意味がわかっている様子です。
貞治:
「共存なんて、すぐに出来る事じゃない。だからこそ続けるんじゃ。
今は当たり前に歩く外人とも、わしらはそうやって分かり合ったんじゃから」
コレ以上思いつかないので行動終了でっ
GM:
りょうかいですーっ
GM:
次は百合の行動ですが、
動きを止めたコウスケとユカリを、信じられないものをみる目で見ています
「嘘・・・ こっちの声に反応するなんて。こんな発症患者、今までいなかったわ」
で、行動終わりねー
GM:
お次はニニギさんどうぞー
ニニギ:
ういー!やよいちゃんと徹ちゃん、どっち回復に行きましょか?
やよいちゃんが自分で自分回復するなら徹君回復しようかな?とは?
GM:
精神力2倍すれば、一気に2人にかけられますよ
ニニギ:
あ、じゃあ其れします。一回の回復で追いつかない気がしますし。
GM:
了解ですー ではそれぞれ魔法かかったか判定なので、2d6を2回どうぞ
ニニギ:
うい!
コロコロ…… 12(6+6) で 合計 12 です
コロコロ…… 6(1+5) で 合計 6 です
両方かかったかな?
GM:
はい、かかりましたー
レーティング10を2回お願いしますー
ニニギ:
コロコロ…… 5(1+4) → [2] で 2 です
コロコロ…… 7(2+5) → [3] で 3 です
ああ、最初にかけたほうがやよいちゃんで、とか言うの忘れてましたな・・
GM:
ではそれぞれ、+信仰レベル+知力ボーナスを足して、
やよいちゃんが+6回復。徹くんが+7回復ですね
ニニギ:
ですね・・!回復しましたよ!!
GM:
やよいちゃんと徹くんはそれぞれ自分の体力(HP)に足しておいてくださいね
やよい:
「先生ありがと」
ニニギ:
「このぐらい、朝飯前ですよ?(にっこり
GM:
では次はやよいちゃんの行動ですー
やよい:
説得って言うかRPだけになるかな!
GM:
どぞどぞ!!
やよい:
「先生なんだから当たり前よね」
って偉そうに言って、自分の前で大人しくなったコウスケ見て、どうやらユカリが止めたらしいと気付く
「大人しくさせられるんならもっと早くやりなさいよね・・・
・・・・・あーあ、あたしもあんたたちの仲間入りかしらね」
ってコウスケとユカリ見る
「だとしてもあたしは抗ってみせるわよ。そうなった時はあんたたちにも手伝わせてあげるんだから、諦めたら承知しないわよ、ユカリ!あんたは特に!」
って怒って指差しとく
GM:
ユカリは口元をゆがめました。まるで、泣くのを堪えるかのように。
そして皆さんにGMから質問!!!!!!
武器攻撃や魔法はもうない感じかな?
幾人:
幾人はしない予定。
やよい:
やよいはしないかなー。コウスケが飛び掛ってこなきゃ
ニニギ:
其方からの攻撃が無ければ回復を飛ばす必要もないし、ないのかなあ・・
貞治:
貞治に攻撃の意志はないので、できますがやらないですよー
GM:
徹くんも、大丈夫ですか?
徹:
はい
GM:
皆さんに戦闘の意思がないことがGMに伝わり、皆さんの説得はユカリの心に響いたのでしょう
獣の姿をしているユカリの口から、人のときと同じ声がこぼれ出ます
「・・・ごめんなさい」
「私は・・・生まれながらに獣となる性質を持っていました。
村の掟にしたがっている限りは危険はないですし、そうやって何百年もの昔から、この村の人たちは山の獣と、そして己の獣と、共存してきたのです。
これからも、そうやって村の平和は守られていくはずでした。
2年前のあの夜、窓の鍵をかけるのを忘れていなければ・・・
私が元凶なんです
獣となり窓から家を抜け出した私は、夜道で月岡さん・・・百合さんの旦那さんと遭遇し、噛み付いてしまったのです。
獣になっているときは理性を失い記憶もなかったのですが、月岡さんを襲ったあの瞬間、私は正気に戻り、自分の行っていることを理解しました。
それ以来、獣になった時も人の心も記憶も失わなくなりました。
怖かったです。
身も心も獣になって理性も何も無くしていた時の方がよほど良かった。
そんな時でした。
コウスケが転校してきたのは。
コウスケの明るさ、優しさに何度救われたでしょう。
でも、コウスケも獣になってしまった・・・
私が、あの夜月岡さんに獣をいれてしまったばっかりに、
コウスケや何も知らない村の人たちに獣の性が広まってしまった。
コウスケは何も知りません。
私は消えるべきですが、コウスケは・・・
でも・・・私たち獣は、現代に居ていいものではありません。
昔話の中だけに許される存在です。
どうか、私たちを・・・」
やよい:
「自分の罪から逃れるために、あたしたちを人殺しにする気なの?」
貞治:
「・・・君を不憫に思う。じゃがこうも思う。逃げるなと。
君は自分で幕上げた。そして君はこう言っている。上げた幕をわしらに下げろと。
君の言う責任とは、わしらに後始末をお願いすることか?」
GM:
「他に・・・どんな方法があるのですか。銀の剣で屠る以外の方法が?」
幾人:
「昔だって共存できたんだから、今だって出来るはずだろ。
もし何か出来ない事があるなら、誰かと手を取りあえばいい。
それともそんな人間がアンタのまわりに居ないっていうのか・・・?」
貞治:
「危なっかしいのがおるから殺す。それも正しいかもしれん。
じゃがそうやって何でも殺したらこの世はあっちゅーまに焼け野原じゃ。
戦争がソレじゃ。でも戦後、日本は外国と共存できた。
人間同士だから当然のことだと思うかもしれん。
じゃが、当時のわしには外国人は恐ろしい『怪物』じゃったんじゃよ」
やよい:
「あたしたちは犬と言葉は通じないけど、ユカリは通じるんでしょ? 違うの?」
ってコウスケちら見して聞いてる
ニニギ:
「…少なくとも、百合さんの薬で獣化せずにすんだ人も居るんです。
今すぐは無理でも、力をあわせれば解決策は見つかるでしょう?
此処で、貴方方を殺すことが、問題を解決する策としては一番簡単かもしれない。
……けれどね、其れを選ぶのは今すぐじゃなくてもいいんじゃないですか?
僕も、やれる限りはやらせてもらいますよ…大丈夫。 大人に任せなさい…ね?」
徹:
「……二人を殺めたところで、既に山犬となってしまってる人たちが人間に戻る事が無いのなら、同じことではないですか? それは解決策とは言い難いなと。」
GM:
「!!・・・百合さんが、そんな薬を・・・
・・・できる、でしょうか。
獣と共にあるしかない私を、私たちを、人は信じてくれるでしょうか・・・」
ユカリの目から涙がぽろぽろとあふれ出ます。
涙を流すユカリを、百合は呆然とみつめています。
やよい:
「あたしたちは信じてるからこうして話してるんでしょうが」
ってユカリなでなでするよ
GM:
「ありがとう・・・」
ニニギ:
「僕も信じてますよ。
だからこそ、力になりたいと思うし…戻す術があれば、其れを成して見せたいと思います。
……僕の夢に出てきた誰かさんも其れを願ってると思うんですよねぇ。」
って、百合さんに向かって笑顔向けます
貞治:
ユリさんに
「・・・ここにいるユカリちゃんは貴方の旦那の敵でもある。
じゃが、貴方の研究を終わらせる希望でもあるかもしれない。
貴方が今何を思っているかわしにはワカランが、この子を生かすことが・・・貴方の旦那の望んだことを叶えることになるとわしは思う。」
GM:
「ありがとう、ございます・・・」
そしてやよいちゃんの先ほどの言葉を思い出し、ユカリは顔をあげ
「コウスケ・・・いえ、コウスケの中の獣は私の命令を聞くようですね・・・
まるで、獣を手なずけることが出来た私の父のようです。不思議・・・」
幾人:
「あんたのとーちゃんもあんたと同じだったんじゃねーの」
やよい:
「血ってやつかしらね? お父さんが出来たならユカリにもできるんじゃない?」
GM:
百合はお二人の言葉を聴き、決意したように頷きました。
「ユカリちゃん。私は獣の性質を治療する。研究はまだ完成していないけれど、必ず。
それまで、あなたは獣となった人たちを止めてちょうだい。あなたなら、できるわ・・・」
ユカリ「死んだ父と同じ・・・・・・
・・・やって、みます。
村の人のためにも、傷つけてしまった方のためにも。
獣と語らい、村の平和を守っていた父に、報いるためにも。」
というわけで
ユカリと百合は協力して、山犬の件に対応することにしたよ!
シナリオクリア!!!!
この後、コウスケから攻撃を受けた徹くん、やよいちゃんは感染したかの判定ロールに無事成功!
全員無事にシナリオクリアできました。
やよい:
やったね!!
ニニギ:
やったね!!
幾人:
わーいおつかれさまでしたー!!
貞治:
お疲れ様でしたああああああああああああ
徹:
おつかれさまです……!
GM:
おめでとうございます、おつかれさまでしたーーーー!!!
貞治:
わーい全員生存でハッピーエンドだ!やったー!
GM:
ですね、考えられる中で最良のエンドですよ!
NPCも死亡発狂してないし!
長い拙いシナリオにお付き合いくださってありがとうございましたーっ
一日目
十三夜
二日目(一)
二日目(二)
二日目(三)
二日目(四)
十四夜
三日目(一)
三日目(二)
十五夜
手紙―後日談